自然葬とそのメリットとは

「自然葬」という葬送の方法をご存知でしょうか。自然葬とは、墓石などを作らない葬送の方法です。その方法とは、お骨を細かいパウダー状にし海や陸などに散骨して自然に還そうとする葬送の方法です。この葬送方法での散骨場所は様々であり、故人の好きだった場所に散骨する場合が多いです。

例えば山が好きだった故人には、桜の下など樹々のある自然で、山の風に乗せての散骨を行いますし、海が好きだった故人には、船に乗って海上まで出て、船上からお花とともに散骨されます。またはお花が好きだった故人には、花壇などのお花の下へ植えてあるお花と一緒に、という自然葬の方法もあります。いずれも、自分の土地でもなければどこでも散骨して良い、というわけではないので自然葬を行っている業者に相談するのが良いでしょう。この自然葬も通常の納骨のタイミングと同じ、49日には行われるのが理想ですが、散骨するのに自分では山や海まで行けない、という方には業者が代行してくれる場合も多くあります。

この葬送方法の良いところは、墓所を作るわけではないので受け継いでゆく必要がない、という点です。最近は少子化にともない、特に農村部では子供が都会へ出てゆく事も多くなり、お墓の継承者が減っています。また都会でも晩婚化が進み、結婚をしなかったり結婚はしても子供は作らないなど、お墓を受け継ぐ存在は減る一方です。そんな中で無縁仏という、供養をしてもらえない悲しいお墓も増える一方なのです。

この葬送方法は墓所が無いためお墓を受け継ぐ必要がなく、また花壇などに葬送された場合は、花壇の管理人が永代にわたり供養をしてくれるので今の時代に合った葬送方法とも言えるのではないでしょうか。時代が変わればお墓もまた形を変えていくものなのですね。

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